今回は、前回ご紹介した、一押しのマイクJZ microphones Flamingo standard(67)のご紹介です。
ビンテージが重宝される真空管マイクの中にあって、それらに匹敵する現行マイクとして、多くのエンジニアミュージシャンから指示されているマイクです。
クラシックな初期ノイマンマイクを思わせるシルエットも、いかにも高級機という感じです。
さてこのマイク、
マイクデザイナーのJuris Zarinsが手がけるハイクオリティーマイクブランドで、生産から組み立てまで本国ラトビアで生産されています。
ラトビア?あまり聞き慣れない国名ですが、北ヨーロッパは、ロシアの隣りフィンランドの南に位置するバルト三国の一つです。
昔教科書で聞いた様な、何となく遠くて薄い記憶がありますが。。。。。
面積は、日本の約6分の1で、九州及び四国の合計総面積よりやや大きい程度の小国です。
日本の約6分の1で、九州及び四国の合計総面積よりやや大きい程度で、
『英国の旅行案内サイト「First Choice」よるとユーザー投票により「世界で最も美しい国」に選ばれたそうです。
確かに、一度行ってみたいと思わせられる美しさ。
さて、そんな美しい国のマイクはどんな美しい音がするのでしょう?
元々Flamingoは生産工場をともにするViolet Design社で作られていたのですが、1年程前にブランド移管されJZ microphonesの取り扱いとなりました。
因みに、移管後ブラックカラーになってからの日本での販売第一号が、当店のマイクだそうです。
そんなJZさんはBLUEのbottleのデザインを手がけた人物で、Blueの生産が他国に移動した後に、優れた品質のマイクを送り出すべく自社生産で拘り抜いたマイクを作っているという事です。
bottleと見た目も似てますね。ただ、外形の大きさはBlueより一回り以上小さいです。
音ももちろんBlueとは違いますよ。
余談ですが、Bottoleは初期のラトビア生産の物と現行では全く音が違うようなので、注意が必要です。
そしてJZ氏は"Magic Ear capsule"や"Golden Drops"と言った新しい発明をし、次々とマイク界に革命を起こしているのです。
それらは一体どんな物か、それでは工場見学動画を見てみましょう。
貴重なマイク製造工程も紹介しています。
国内ユーザーでは(ネット情報ですが)、吉田美和さんや、凛として時雨のTKさん、エンジニアの飛澤正人さん、作曲家・プロデューサーの鈴木(daichi)秀行さん、湘南乃風のSHOCK EYEさんも、持ちマイクとして使用されている様です。
近年話題となったチューブマイクといえばBRAUNER VM1、 Blue Bottle そしてこのFlamingoを挙げて良いかと思いますが、その内の2つを手がけたJZ氏の設計する、最先端且つ、ビンテージと渡り合うサウンドのFlamingo STANDERD。
このマイクを使って是非歌録りしてみてください。
因みにFlamingoには
VIntage 47とME(magic ear)と言う別モデルもあります。 (StanderdはU67を目指したモデルという事ですね)
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