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Eagles of death metal

先日パリのバタクラン劇場で起こった、悲惨なテロ事件。

当時劇場内で演奏していたのはイーグルス オブ デスメタルという、何ともふざけた名前のロックバンドでした。

私がこのバンドを知ったのは10年位前、Queens of the stone Age (QOTSA)というバンドが好きで、そのフロントマンのジョッシュ・オムの別バンドということで知ったのがきっかけでした。

QOTSAは割とシリアスなバンドですが、EODMは歌詞もノリもおバカなガレージロック。弾けっぷりが壮快です。

QOTSAは元々ストーナーロックと言われるシーン界隈で活躍していたバンドのkyuss(カイアス)から、解散後にジョッシュが結成したバンドで、ブラックサバスやメルビンズの影響が強く、かっこ良いリフがゴリゴリに繰り返される楽曲と、太い演奏が魅力です。

時期的にはグランジ以降というか世代的に被っていて、QOTSAはPeal Jamのストーン・ゴッサードのレーベルから出していたり、Foo fightersのデイヴ・グロールとも仲良しで、今はジョッシュはデイヴ一緒にジョン・ポール・ジョーンズ(レッドツェッペリンのベーシスト)まで引っ張りだしてThem Crooked Vulturesというゴージャスバンドをやっているので、そちらで知っている人もいるかもしれませんね?

そんなジョッシュ・オムと、このバンドのフロントマン、ジェス・ヒューズが率いるEODM、音は前述したように、ノリノリの明るくおバカなガレージロック

こちらのPVではデイヴや俳優のジャックブラックも出演しています。

ギターの音圧で女性の服がどんどん脱げていくという、バカバカしすぎるPVです。

さて、そんな陽気なバンドに起こってしまった悲劇

事件当時の会場の様子をメンバーとスタッフが生々しく語ったインタビューです。

お店のブログに載せるものかどうか少し悩みましたが、バンドへの個人的な思い入れもありますし、音楽の役割について感じる所もあるので(後述)、、今回あえて記事に取り上げ紹介する事にしました。

30分近くあるインタビューでかなりキツい内容ですが、

記事元リンクVICE

http://jp.vice.com/news/eagles-of-death-metal-paris-terror-attacks

今回のテロについて、フランスは空爆でシリアを攻撃しているからとか、アメリカのバンドで、正義の国アメリカを強調する可能性もあるので、SNSでも色々と物議が合ったように様に見かけましたが、私が思うに

そもそもそれは音楽とは関係ありません。

被害者がどこの国の誰であっても、皆が楽しむべき音楽の場でこの様な事件が起きてしまった事は悲劇ですし、音楽に携わる一人間として思想とか政治とか、資本主義的な目的の以外の為に音楽の力が役に立ってほしいとバンドは願っていると思います。

時代はインターネットやグローバル化で混沌化が進み、そのスピードも加速しています。

そんな中でも、アーティストの皆さんには、音楽の役割、音楽を作る人間にしか出来ないメッセージを表現していって下さい。ブルースだって、ジャズだってロック、ヒッピームーブメントだって音楽の発生には、カウンターカルチャーとしての役割や、社会への不満が大きく関わっています。

一億総クリエイターと言われる今日、ローカルな地域でも世界中に自分のメッセージを発信することが出来るようになりました。誰でも作れるコンビニエンスな音楽でなく、新しく刺激的な、質の良い音楽をアーティストの皆さんには追求してもらいたいと思います。