TELEFUNKENと言えば、目玉が飛び出るくらい高い100万越えのマイクという、一生かかってもお目にかかれないのではないかという最高級品で、それはそれは拝みたくなるようなエンジニアにとっても憧れのマイクです。
元々はドイツで作られていたTELEFUNKENのマイクはビンテージとして余りにも有名で、今はライセンスを受けたアメリカの会社がそれらの復刻版を生産しています。
真空管式のマイクはとても高価で、その多くが、ビンテージのNeuman 、AKG などのマイクのレプリカとして、かつてのサウンドを現代に蘇らせるべくオールドストックの真空管や、激選されたパーツを使用して製造されています。なぜレプリカばかりなのかというと、単に『懐かしのサウンドをと言った』懐古主義的なでは決してなく、何より音楽と真空管の相性がとても良いからでしょう。真空管自体の生産が殆どなくなりFET回路のマイクが登場しても、真空管マイクの魅力が衰える事はありません。