TELEFUNKENと言えば、目玉が飛び出るくらい高い100万越えのマイクという、一生かかってもお目にかかれないのではないかという最高級品で、それはそれは拝みたくなるようなエンジニアにとっても憧れのマイクです。
元々はドイツで作られていたTELEFUNKENのマイクはビンテージとして余りにも有名で、今はライセンスを受けたアメリカの会社がそれらの復刻版を生産しています。
真空管式のマイクはとても高価で、その多くが、ビンテージのNeuman 、AKG などのマイクのレプリカとして、かつてのサウンドを現代に蘇らせるべくオールドストックの真空管や、激選されたパーツを使用して製造されています。なぜレプリカばかりなのかというと、単に『懐かしのサウンドをと言った』懐古主義的なでは決してなく、何より音楽と真空管の相性がとても良いからでしょう。真空管自体の生産が殆どなくなりFET回路のマイクが登場しても、真空管マイクの魅力が衰える事はありません。
とか言いつつ、私も現行品しか知らないので、ビンテージのサウンドはレプリカでしか体験した事がありませんが.......(汗)知った風な事言ってすみません。
が、しかし
真空管マイクを使うとその場の空気や感情をまるっと集音してくれるような、何ともリッチなサウンドを得られることができます。
空気の振動を電気に変えるとき、真空管マイクは人の感情に訴えかけるケミストリーをサウンドに与えてくれます。
きっとそれが何年経っても人の心に残る、忘れられない音としてレプリカでも手に入れたいと望まれるビンテージサウンドの魅力なのでしょう。真空管サウンドには他のマイクでは手に入れる事の出来ない、特別な響きがあります。
例えば、NeumannにもM149という現行モデルがありますが、現在のスタジオの定番U87aiとは全く異なったサウンドですので、一度聴いておいても耳を肥やす意味で絶対に損は無いと思います。
そんな、真空管マイクの中でも代表と言ってよいのがTELEFUNKENのマイク。日本のましてや関西のローカルでは全く縁のないTELEFUNKENのマイクですが、近年では憧れのサウンドそのままにコストパフォーマンスの良いシリーズを生産しており、廉価版としてR-F-Tシリーズというラインがあります(といっても20万以上するので、普通の人には十分高いですね(笑)その中でも、当店では現行のパーツでU47の音を模倣したR-F-T AK-47を取り扱っております。
当店にはこのAK-47以外にも真空管マイクが何本もありますが、値段が倍する他のマイクにも決して引けを取らないGood soundを得られることができます。
AK-47の紹介VTR
レンタルもかなりのサーピスプライスで提供させて頂いていますので、是非多くの皆さんにリッチな真空管サウンドを体験して頂きたいです。
(※ ミュージシャンの方のレンタルの場合このマイクは、プロエンジニア同席の下、業務用スタジオでの使用が条件となります)
DAW制作が幅広く普及しデジタル制作が主流となった現在、プラグインやシミュレーターで加工するのも良いですが、他の作品とは違う要素を持ち込みたいなら、あるマイクでしか録れない音を録るというのも選択肢の一つだと思います。
原音忠実とはまた違った、音楽的でアーティスティックな色付けを真空管マイクは与えてくれます。
そんな真空管マイクを何本も並べて比較する事が出来るのも、R mic officeのサービスの一つです。
滅多に出来ない貴重な体験、しにきませんか?
お問い合わせお待ちしてます。