マイク&ケーブル比較会報告(遅ればせながら)

July 28, 2016

気づけば7月ももう終わり。

 

更新も使用しようとしているうちに、バタバタと時間が過ぎ、

 

先月から今月にかけて、勉強会2回、持田塾ライブ&マイクセミナーと盛りだくさんだったのに、

ブログも更新出来ず、次の勉強会の日程もまだお知らせできてない様な状態です >_<

 

 

さて、6−7月とマイクとマイクケーブルの比較をシリーズにして2回に渡り行ないました。

 

 

マイクに関しては5月のマイク比較をおさらいし、翌月にはケーブルを加えてマッチングテストを行ない、なんとマイクよりケーブルの方が参加者が多いという結果に。

 

企画しておいて何ですが、皆さんマニアック過ぎますね(笑)

 


 

さて、今回は7月のケーブル比較会の様子をご報告

ピュアオーディーオ用の何万円のするケーブルの話ではないので、一般的に市場で使われている汎用品をライブ用途を想定して幾つか同時に試してみるという形で行ないました。

 

普段は意識する事無く使っているケーブルも、AB比較をする事で僅かな差にも気づくことができるんじゃないかと、期待も膨らみます。

比較ケーブルは以下の通り

 

・CANARE 4E6S

・Mogami 2534

・Belden 1192

・SOMMER Cable SC-SOURCE MK Ⅱ 

・SOMMER Cable SC-GALILEO

+某ネット販売店のオリジナルブランドケーブル

 

です。SOMMERケーブルを提供してくださった、国内輸入元のライブギア株式会社にも感謝いたします。

 

 

因みに、SOMMERケーブルはヨーロッパでは大きなシェアを誇るドイツのプロオーディオケーブルメーカーで

 

・SOMMER Cable SC-SOURCE MK Ⅱ 品質の良さからヨーロッパで大きなシェアを誇る2芯でローノイズを実現したモデル

・SOMMER Cable SC-GALILEO 上記に加え長距離伝送でも特性の落ちない外来ノイズにも強いモデル

 

という事だそうで、簡単にご紹介。

 

 

 

さて、

評価ポイントは音質以外にも

・取り回しの良さ

・内部構造や線材

・耐久性

・ノイズに強いか

と言った点も注意しながら比べて行きます。

 

それぞれの仕様は以下

・CANARE 4E6S 4芯/直径6.0 mm /シース素材PVC 絶縁体PE/導体 銅/シールド スズメッキ銅編組シールド

・Mogami 2534 4芯/直径6.0 mm /シース素材PVC 絶縁体PE/導体 OFC /シールド 銅スパイラルシールド

・Belden 1192 4芯/直径6.3 mm /シース素材PVC 絶縁体PE/導体 銅/シールド スズメッキ銅編組シールド

・Sommer Cable SC-SOURCE MK Ⅱ 2芯/直径6.5 mm /シース素材PVC 絶縁体PE/導体OFC /シールド 銅スパイラルシールド+アルミラップ 

・Sommer Cable SC-GALILEO 2芯/直径 7 mm /シース素材PVC 絶縁体PE/導体 OFC /シールド 二重銅スパイラルシールド /シールド密度

+某ネット販売店のオリジナルブランドケーブル 2芯 その他詳細は不明

 

 

電気的な構造で特徴を見ると、

耐久性のあるのは編組シールド、伝導率が良いのはOFC、ノイズに強いのは4芯、音が素直なのは2芯と言うことになるでしょうか。

 

構造の違いが、実際の聴感にどう影響するのかも気になります。そして、それぞれの弱い所を補う工夫も各メーカーきっとあるのでどんな結果になるか楽しみです。

 

 

 

 

今回は10Mのケーブルを同じ条件になる様自作し、マイクとプリアンプの間にセレクター(Radial gold digger)を挟み、1台のHA、1本のマイクでケーブル以外の要素が同じになる様にして実験です。

 

 

先ずは、参加者が順番に自分の声でワン・ツー

たかだか10Mですが、かなり印象は変わるモノで一同驚きのご様子。

 

男性と女性でも発声帯域が違うので、何度も試して意見交換します。

ここでは安定の音質重視スタジオ定番Mogamiが高得点か

 

 

更に、シンガーの福島淳くん(http://fukushima0166.wixsite.com/jun0511)に歌ってもらうと、一変してまた印象が変わり、音楽的ないい所を掴んでくれるケーブルはどれだろうと色々な意見が出ます。入れ替わりBeldenが好評価に

 

 

ケーブルの持ちやすさ、巻きやすさ、重さ、硬さも、0.5~1mmの差ですが、それぞれかなり違います。硬すぎたり、巻きクセの付きやすいケーブルはライブ用途ではそれだけで大きな欠点になりますので、皆さんチェックも厳しくなります。

 

Belden 1192が手触りが悪く、扱いにくい。気にならない人は大丈夫だが、気になる人は全然だめと、ここでは定番CANAREが手になじむ感じです。

音の評価と、取り回しの良さを天秤にかけるのは中々難しいですねー。

 

 

そして、マイクとのマッチングテスト 

ダイナミック限定でしたが定番〜少し珍しい型番の物まで色々と差し替え検証

普段使いにくいかもと思っていたマイクもケーブルを変えると、耳についたり、嫌だなと思う帯域が上手い事取れたりで新しい発見がありました。

逆に4E6S & SM58で慣れすぎているので、他のケーブルだと少し違和感があったり、、と。この辺りも、歌う方の声にあわせてベストな組み合わせをチョイスしていくと、もっと表現の幅も広がり面白くなりそうです。

 

 

 

得てして、一長一短全てにおいてダントツと言ったケーブルが出なかったのが、それぞれに指示される理由があるのだなという、今回の参加者的には的には成程な結果になりました。

 

 

そんな中でも、参加者の皆さんにも総合的に高評化だったのがSommer Cable SC-SOURCE MK Ⅱだったと思います。

 

提供してもらったからとかでは無く(笑)、

 

ひいき目無しに、安定してフラットな音質、柔らかく取り回しも良い、色んなマイクとのマッチングの良さも備えていたように思えます。

初めて試しましたが、とてもバランスの良い、実用性のあるケーブルだと感じました。

 

 

 

マイクケーブルは取り回しが良くないと行けませんし、ハンドマイクで使用する場合には、捻れや外来ノイズにも強くないと行けません。扱う電気信号もラインに比べればとても小さいので、音質だけ求めても良い結果になるとは限りません。

ミュージシャンの皆さんにも、その辺りも考慮してお勧め出来るハイクオリティーなマイクケーブルではないか思います。

 

 

 

スタジオにもPAにも放送設備にも対応出来る設計という点でも、様々な用途に活躍出来そうです。

 

そう言った訳で、個人的にも気に入ったSOMMERケーブルの販売取り扱いを当店でも始めたいと思います。

 

価格詳細はまだ調整中ですが、数メーターの切り売り〜コネクタ付きの完成品まで広く対応したいと思いますので、興味のある方はお問い合わせください。

 

メール問い合わせ

info@mic-office.jp

 

TEL 075-323-7912

 

 

 

 

ケーブルやマイクの比較を実際に試したい方は

試奏サービスへ http://www.mic-office.jp/#!trial/c1sbo

 

 

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